どうも、俺です。
俺は旅行が趣味で、毎月どこかに旅行に行くのだが、「各都道府県のサウナの聖地ってどこなのか?」と、ふと疑問に思った。
ということで、今回はそんな疑問に答えるべく、全国のサウナの聖地をまとめてみた。
目次
北海道のサウナの聖地

北海道のサウナの聖地は、『吹上温泉保養センター 白銀荘』。
聖地とする根拠は、ドラマ『サ道』で「北の聖地」と言われており、その認識がサウナーの間にも広まっているから。
白銀荘の特徴
白銀荘の特徴をまとめると、以下。
- 飲める水風呂
- 水風呂が天然水の掛け流し
- 冬は露天エリアが積雪する
- 冬は積もった雪にダイブできる
- 外気浴での澄んだ空気と景色が最高
白銀荘はまだ行ったことないが、絶対に行きたい施設の一つ。
しかも、夏と冬の二回行きたい(←贅沢)。
夏なら、澄んだ空気・青い空・十勝岳を感じる外気浴が最高。
『サウナを愛でたい』で白銀荘編を観たのだが、もう言葉を失うほどの外気浴に、生唾が止まらなかった。
冬なら、露天エリアが積雪するので、
サウナ後にその積もった雪にダイブして、体を冷やすこともできる。


雪に飛び込むシーンは『サ道』で観られるので、興味がある人は、年末スペシャル編を観てみてくれ。
上の画像にはモザイク処理を施したが、『サ道』の動画であれば、泰造の尻が無修正だぞ。
ちなみに、水風呂は天然水の掛け流しで、試飲用のコップが置いてあるほど。
白銀荘は山の上にあるので、水質は間違いなく良いのだが、そんな水風呂に浸かれるなんて、想像しただけでも垂涎モノ…
料金 | 700円〜 |
サウナ室 | 約90度 ※テレビなし |
水風呂 | 約8〜16度 ※天然水の掛け流し |
整い椅子 | あり |
外気浴 | あり |
ロウリュ | – |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | – |
札幌のおすすめサウナをまとめた記事もあるので、興味がある人はご参考に。
静岡のサウナの聖地

説明不要、サウナの聖地と呼ばれているのが、静岡にある『しきじ』。
聖地とする根拠は、『サ道』でも「サウナの聖地」と呼ばれており、雑誌や書籍などでも『しきじ』はサウナの聖地と紹介されているから。
しきじの特徴
俺も訪れた『しきじ』の特徴は、以下。
- 癖になる最高のサウナ室
- 整い椅子で感じる「滝」の音
- 気持ちよすぎる天然水の水風呂
『しきじ』と言えば、名物はその水風呂。
『サ道』の中では、「母親の羊水を思い出す」と言われるほど、優しく包み込まれる心地よさがある。
実際、俺も水風呂に入ったことがあるが、あの絶妙な肌感とまろやかさはレベチ。

全国の水がヤバい施設も色々巡ってきたが、『しきじ』の水風呂の気持ち良さは、圧倒的。
『しきじ』では毎日15時に水風呂の水を入れ替える。この入れ替え直後の水風呂が、最強に気持ちいい。入れ替え直後の水風呂に偶然入れたのだが、あの水のまろやかさに加え、新鮮さが加わると、2倍心地いい。一番風呂ならぬ、一番水風呂。入ってみな、飛ぶぞ。
また、サウナ室のセッティングも最高で、整うのに絶妙な温度・湿度が保たれている。
しかも、感動したのが、背もたれの箇所にタオルが敷いてある心遣い。
熱くなった壁に背中が当たって熱い思いをしたサウナーも多いと思うが、壁にタオルがあるので、あの「アツッ」の嫌な体験をせずに済む。
こういう些細な部分への配慮が、ただただ嬉しい。
神は細部に宿るのだ。
料金 | 900円〜 |
サウナ室 | 約108度 ※テレビあり |
水風呂 | 約17度 ※天然水 |
整い椅子 | あり |
外気浴 | – |
ロウリュ | – |
セルフロウリュ | – |
オートロウリュ | – |
熊本のサウナの聖地

熊本のサウナの聖地は、『湯らっくす』。
熊本というか、『サ道』では「西の聖地」と言われ、各メディアでも西の聖地=『湯らっくす』と取り上げられているほど。
湯らっくすの特徴
俺も訪れた『湯らっくす』の特徴は、以下。
- 最深171cmの水風呂
- 1日10回以上のロウリュ
- 地下水掛け流しの水風呂
- 本格的な3種類のサウナ室
- 脳天直撃のMADMAXボタン
俺も大好きな『湯らっくす』の魅力を熱く語りたいところだが、『湯らっくす』については関連記事で熱く語ったので、興味がある人は以下の記事もぜひ。
参考 『湯らっくす』を完全解説!実際にサウナ&宿泊してみた!聖地の名は伊達じゃない
料金 | 690円〜 |
サウナ室 | 約92度 ※テレビあり |
水風呂 | 約16度 ※地下水掛け流し |
整い椅子 | あり |
外気浴 | あり |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | – |
愛知のサウナの聖地

愛知のサウナの聖地は正式にはないが、『ウェルビー栄』が聖地と言えよう。
ドラマ『サ道』でも、「全国のサウナーに愛される名サウナの一つだ」と原田泰造が言っており、サウナ界のゴッドファーザー米田行孝氏がオーナーなので。
『サウナシュラン2019』で堂々の4位を獲得しており、名実ともにサウナの聖地と言っても過言ではないだろう。
ウェルビー栄の特徴
俺も訪れた『ウェルビー栄』の特徴は以下。
- 1日10回以上のロウリュ
- 水温=氷点のアイスサウナ
- フィンランド感溢れる森のサウナ
- 座る場所でテレビが無音になる特殊構造
ウェルビー栄は、フィンランド感が溢れるサウナ室、休憩スポット、水風呂があるのが特徴。
まさに、日本のフィンランドと呼ぶに相応しい施設だ。
名物のアイスサウナは、室内温度-25度、水風呂の水温は2,3度の極寒っぷり。

また、面白いのが、サウナ室では座る場所によってテレビの音が消える特殊構造。
サウナーには、テレビ必要派とテレビ不要派の2種類が存在しており、ほとんどのサウナ室では、どちらかが涙を呑まないといけない。
しかし、ウェルビー栄では、この両者のニーズを満たす唯一無二のサウナ室の設計に成功し、誰の涙も流させない優しい世界を実現した。
俺がノーベル平和賞の審査員なら、『ウェルビー栄』を全力で推薦するほどの功績。
米田さん、凄すぎるよ・・・もう抱いて。
ちなみに、名古屋には『ウェルビー栄』の他に、『ウェルビー名駅』『ウェルビー今池』がある。
『ウェルビー名駅』が空いてる上に、日本でここしかない唯一無二のととのいを体験できるので、興味がある人は以下のレポートも読んでみてくれ。
参考 ウェルビー名駅のプレミアムルーム宿泊レビュー!サウナ入り放題だぞ
料金 | 1,100円〜 |
サウナ室 | 約102度 ※テレビあり |
水風呂 | 約15度 |
整い椅子 | あり |
外気浴 | – |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | – |
東京のサウナの聖地

残念ながら、東京にはサウナの聖地と言われているサウナ施設はない。
しかし、敢えて選ぶのであれば、ドラマ『サ道』のロケ地『北欧』、サウナシュラン2020で堂々2位に選ばれた『かるまる』がノミネートするだろう。
ここは独断と偏見で、『北欧』を東京の聖地とさせていただく。
根拠は、知名度が圧倒的で、『ベストサウナ』のサウナ総選挙2021で『神戸サウナ&スパ』、『湯らっくす』、『サウナしきじ』と各地の聖地に次いで4位だから。
ちなみに、『北欧』のある東京の上野は、日本一と言っても過言ではないほど、サウナの激戦区。
上野には魅力的なサウナが沢山あるので、興味がある人は、以下の記事もどうぞ。
北欧の特徴
俺も訪問した『北欧』の特徴は、以下。
- 都会を感じる外気浴
- プレミアムアウフグースを実施
- ドラマ『サ道』のメインロケ地
北欧と言えば、
名物は都会の真ん中で感じる外気浴。
ドラマ『サ道』のファンなら、あの外気浴スペースを見ただけで整ってしまうほど、我々にとっては伝説の地。
また、プレミアムアウフグースと称して、毎週月曜日に鈴木陸氏&鮭山未菜美氏がアウフグースを実施しているのも最近の名物。
(なんでも頭に「プレミアム」と付ければ、いいってもんじゃないぞ!)

俺もたまに『北欧』には行くので、皆さんと偶然遭遇することがあれば、「偶然偶然」と掛け声を掛けあおうではないか。
話は変わるが、先日、新橋の『アスティル』に行ったら、原田泰造を見かけた。
あまりの一瞬の出来事に、「偶然偶然」をし忘れたことを、猛烈に後悔している…
今年一、しくじった・・・
料金 | 2,000円〜 |
サウナ室 | 約110度 ※テレビあり |
水風呂 | 約14度 |
整い椅子 | あり |
外気浴 | あり |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | – |
兵庫のサウナの聖地

兵庫のサウナの聖地は厳密には定義されていないが、暗黙の了解で『神戸サウナ&スパ』が兵庫の聖地になるだろう。
実際、前述の『ベストサウナ』のサウナ総選挙2021で、2位の熊本の聖地『湯らっくす』と3位のサウナの聖地『しきじ』を抑え、1位を獲得したのが『神戸サウナ&スパ』。
さらに、ドラマ『サ道』のロケ地としても登場し、有名なヨッピー氏も『神戸サウナ&スパ』を「神戸のサウナの聖地」と表現している。
俺も実際に行ったことがあるが、兵庫と言わず、サウナの聖地と認定してもいいほど、素晴らしいサウナ施設だ。
神戸サウナ&スパの特徴
神戸サウナ&スパの特徴は、以下。
- 六甲おろしを感じる外気浴
- フィンランドを感じる空間
- 想いが込められた水風呂11.7℃
- ロウリュは1日48回と日本一の多さ
神戸サウナ&スパは、サウナ・水風呂・外気浴全てのクオリティが高く、痒いところ(というかキンタマの裏)まで手が届くサービス精神が魅力。
施設側のサウナ愛を尋常じゃないくらい、ビンビンに感じる施設。
もし、サウナの通知表があれば、オール5の優等生。
サウナ界の出木杉くんとは、神戸サウナ&スパと言っても過言ではないだろう。
それくらい、課題や欠点が見当たらない最高の施設。
半端ないホスピタリティに、自宅の近くにあったら完全に沼ること必至。

さらに特筆すべきは、水風呂の温度は11.7℃だが、これは阪神大震災が起こったのが1月17日であることに起因している。
阪神大震災を風化させないためにも、「11.7」を採用しているのだ。
その話を知った時、瞼の裏から汗がドッと止まらなかった…
最高の施設の裏に、ドラマと愛あり。
本当に最高の施設なので、関西に行くたびに立ち寄りたい施設だ。
料金 | 1,700円〜 |
サウナ室 | 約108度 ※テレビあり |
水風呂 | 11.7度 |
整い椅子 | あり |
外気浴 | あり |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | – |
大阪のサウナの聖地

大阪もサウナの聖地と呼ばれる正式な施設はないが、暗黙の了解で『ニュージャパン梅田』が大阪の聖地扱いされている。
ドラマ『サ道』にも登場し、ヨッピーも「大阪のサウナの聖地はニュージャパン梅田」と表現しているので、大阪のサウナの聖地は『ニュージャパン梅田』で異論はないだろう。
ちなみに、戦後間もない頃から存在しているので、『サ道』では「サウナの世界遺産」と表現されていた。
聖地超えて、世界遺産!!
ニュージャパン梅田の特徴
俺も訪問した『ニュージャパン梅田』の特徴は、以下。
- 泳げるプールがある
- オートロウリュ&オート熱波
- ビックリするくらい施設が広い
- 世にも珍しいサウナ室内でのヨガ
『ニュージャパン梅田』は、とにかく館内がだだっ広く、3階それぞれにサウナ室と水風呂がある。
1階部分には、むちゃくちゃ広いプールもあり、低温のサウナ室ではロウリュイベントではなく、ヨガイベントも実施している。
『ニュージャパン梅田』ならではの独特な文化・体験が満載の施設だ。
しかも、サウナ室ではオートロウリュがあるのだが、オートロウリュ後は、ダクトからオート熱波が発せられる珍しい仕組み。
俺が行った施設でオート熱波を味わえたのは、大阪『なにわ健康ランド 湯〜トピア』、東京『湯どんぶり 栄湯』がある。行ったことはないが、『サウナ愛でたい』で登場した千葉『南柏天然温泉すみれ』にも強烈なオート熱波がある模様。しかも、尋常じゃないくらい熱いらしい(生唾ゴクリ)。他にも、札幌『湯の郷 絢ほのか』もオート熱波完備。
ちなみに、俺が人生で一番整った、というか目が回るほど頭がグワングワンしたのが、『ニュージャパン梅田』。

その時は、低温サウナ6分→高温サウナ8分(オートロウリュ有り)→水風呂と、サウナに14分入った後に、13℃の水風呂にダイブしたのだが、休憩時に、
異次元にぶっ飛んだ。
サウナからサウナに行くことを「追いサウナ」と言うが、追いサウナの威力半端ねえ。
無理は禁物だが、ぜひ追いサウナを試してくれ。
料金 | 1,300円〜 |
サウナ室 | 約88度 ※テレビあり |
水風呂 | 13度 |
整い椅子 | あり |
外気浴 | あり |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | あり |
京都のサウナの聖地

京都にもサウナの聖地と正式に言われている施設はないが、『ルーマプラザ』『白山湯 高辻店』『五香湯』『サウナの梅湯』辺りが候補になるだろう。
知名度や施設の充実度を考えると、『ルーマプラザ』を京都のサウナの聖地とするのが妥当。
『サ道』にも出た『五香湯』は俺が京都で一番好きな銭湯サウナではあるが、聖地とするには知名度が不十分。
実際、ヨッピーも「京都のサウナの聖地は、ルーマプラザ」と言っている。
ルーマプラザの特徴
俺も訪れた『ルーマプラザ』の特徴は、以下。
- 外気浴で京都が一望できる
- 陽の光を存分に浴びれる外気浴
この施設は、外気浴スペースが半端ない。
京都は高さ規制で建物が一律低いので、ルーマプラザでは、
外気浴中に京都を囲む山々、青い空、太陽、京都の街並みが一望できてしまうのだ。
京都の全てが見渡せるので、気分は天下人。

しかも、リクライニングベッドや整いチェアが充実しており、少しでも気を抜くと、寝落ちしてしまうほどリラックスできる環境。
自然を存分に感じられる外気浴ができる施設は滅多にないが、ここなら祇園のど真ん中でそれが可能。

ととのいでエンドルフィン(=幸福ホルモン)が分泌され、陽の光を浴びながらの外気浴でセロトニン(=幸福ホルモン)が分泌され、ダブルで幸福ホルモンが出るのだ。
しかも、遠慮なく、アソコやキンタマの日光浴ができるのだが、
そんなん気持ちいいに決まっている。
料金 | 2,000円〜 |
サウナ室 | 約85度 ※テレビあり |
水風呂 | 18℃ |
整い椅子 | あり |
外気浴 | あり |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | – |
オートロウリュ | あり |
京都には素晴らしい銭湯サウナが他にも色々あるぞ。
福岡のサウナの聖地

福岡にはサウナの聖地と呼ばれる正式な施設はないが、多くの人の共通認識として、『ウェルビー福岡』が福岡の聖地に該当するだろう。
聖地とする根拠は、サウナ界のゴッドファーザー的存在の米田さんがオーナーで知名度も抜群で、サウナシュラン2020でも堂々の3位を獲得しているから。
ちなみに、『ウェルビー福岡』は俺の好きなサウナ施設の中でも上位に入る。
このサウナの魅力は、整いの時に、半端なくぶっ飛べること。
ウェルビー福岡の特徴
俺も訪れた『ウェルビー福岡』の特徴は、以下。
- 5℃の水風呂
- アイスサウナとからふろ
- サウナ室内に水風呂がある
- オートロウリュ+アウフグース
『ウェルビー福岡』の最大の特徴は、5℃の水風呂がある点。
この水風呂の破壊力が半端なく、刺すような痛みに耐えた先には、極上の整いが待ち受けている。
俺の人生最大の深い整いは『ニュージャパン』で訪れたが、人生二番目の深い整いは『ウェルビー福岡』で訪れた。
ライティングとセッティングが最高なサウナ室でのアウフグースを受けた後に、5℃の水風呂に飛び込んで、ガンギまってしまったのだ。

また、もう一つの16℃前後の水風呂も面白くて、
水風呂がサウナ室内にある特殊構造。
これもまた独特な体験で、サウナ室から水風呂までノンストップで行けてしまう最高の導線。

「サウナ室内に水風呂を作る」という型破りの発想に、脱帽。
自宅で例えるなら、キッチンの中にトイレがあるようなものだ。
何度行っても、常に安定して整えるこの施設は、走攻守三拍子揃ったユーティリティープレーヤー。
ウェルビー福岡の安定感、半端ないって。
料金 | 1,100円〜 |
サウナ室 | 約90度 ※テレビなし |
水風呂 | 5℃ |
整い椅子 | あり |
外気浴 | – |
ロウリュ | あり |
セルフロウリュ | あり |
オートロウリュ | あり |
まとめ
以上、全国各地のサウナの聖地の紹介だった。
ここで紹介したサウナの聖地のほとんどは訪問済みだが、やはり聖地と言われるだけあって、どのサウナ施設もクオリティが高く、個性が光るサウナ施設ばかり。
もし、今回紹介するサウナの聖地の近くに行くことがあれば、ぜひその地方のサウナの聖地も合わせて体験してみてくれ。
各地方のおすすめサウナをまとめた記事もあり、個性的なサウナを沢山紹介しているぞ。