仕事が捗る?朝サウナの効果や4つのデメリットを検証してみた

朝サウナ メリット デメリット

どうも、Twitterで話題の俺です。

サウナは仕事のパフォーマンスを上げると巷では噂されていますが、これについて疑問に思っている人が地味に多い模様。

実際、俺もそんな疑問を抱いていたので、今回ガッツリ検証してみることに。

1ヶ月間ほぼ毎日、朝サウナに入ってから仕事をする、という一種の狂気じみた実験だったのだが、どんな効果やデメリットがあったのか?

今回は、朝サウナの効果とデメリットを実体験ベース、他の人にもヒアリングした結果に基づき、語っていこう。

本記事は、「サウナ・スパ健康アドバイザー」公式テキスト、『医者が教えるサウナの教科書』を根拠にして、記事を執筆している。

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朝サウナのメリット・効果

まず、朝サウナの効果・メリットを列挙すると以下の通り。

朝サウナのメリット
  • 空いている
  • 早起きする習慣ができる
  • 不思議とやる気が湧いてくる
  • 仕事のパフォーマンスが上がる
  • 眠気が飛んで頭がシャキッとする

空いている

朝サウナ 空いている

昨今のサウナブームで18時以降にサウナに行くと、結構混んでいて萎える。

特に、サウナで待ちが発生すると、ストレスでしかない。

しかし、朝サウナは、驚くほど空いてる。

朝サウナはかなり空いており、運が良ければ貸切でサウナを楽しめるので、ノーストレスでサウナを楽しめるのも魅力の一つ。

早起きする習慣ができる

朝サウナ 早起きの習慣

自慢ではないが、俺は朝起きるのが苦手だ。

どれくらい苦手かと言うと、高校時代は学校から家までの距離が誰よりも近いにも関わらず、遅刻を連発。

会社員時代も遅刻が多く、「仕事のパフォーマンスより、勤務態度を重視する世の中、ポイズン」だと日々感じ、結局はその不自由さな生活を手放すために、脱サラ。

そんな朝早起きが苦手な俺だが、朝サウナに取り組んでいた時は、不思議と毎日起きれる日々。

人は早起きできないのではなく、早起きする口実がないだけ。

サウナにハマっている人なら分かると思うが、サウナは最高に快感。

酒やセックスに似た中毒性があるのは当然で、実は脳から快楽/幸福物質が出ている。

その快楽パワーを利用することで、早起きする習慣ができることは想像に難くないだろう。

ちなみに、医学的にも、サウナは自律神経を整える効果があり、早起きに効果があると言われている。

不思議とやる気が湧いてくる

サウナロスコ 外気浴スペース
(『サウナロスコ』の外気浴スペース)

やる気が湧いてくる理由は、以下二点。

ポイント
  • 脳がシャキっとする
  • 朝からタスクをこなす充実感

ご存知の通り、サウナに入ると、脳が「覚醒」する。

厳密には、脳の疲労が取れてスッキリする訳だが、朝から脳がシャキッとすることで、1日のスタートのスイッチがONになる感覚。

スイッチがONになることで、朝からやる気が湧き水の如く湧いてくるのだ。

逆に、出社のギリギリまで布団の中でぬくぬくして、急いで支度して出社した場合は、どこか頭が冴えないし、やる気も湧いてこない。

俺自身、サウナでこのやる気スイッチをONにする感覚は、強く実感した。

補足

やる気スイッチと表現しているが、医学的には交感神経を刺激し、それが優位になるから、やる気が湧いてくるのだ。逆に、リラックスしている時は副交感神経が優位だが、この時はやる気が出ないのが容易にイメージできるだろう。

また、朝サウナをすると、朝からタスクをこなした充実感が湧いてくる感覚にも陥る。

通常よりも早起きし、朝からサウナ施設 or 銭湯に足を運び、朝サウナを堪能する。

そうすると、朝から自分で設定したタスクを達成したことになるので、充実感が得られる。

例えるなら、朝からトイレ掃除をした時のあの充実感。

この朝の充実感が、その日の活力・やる気に繋がるのだ。

補足

プラシーボ効果により、「やる気が出る」という意見もある。プラシーボ効果とは、実際には効果がないにも関わらず、暗示・先入観などによって、その効果を感じる現象を指す。「サウナは脳にいい」「サウナは仕事のパフォーマンスが上がる」という先入観で、プラシーボ効果により、やる気に繋がる可能性は否定できない。人間って単純。

実際、無気力な時期にサウナ通いを始めたら、無気力と睡眠障害が改善した体験談もある。

それについては、以下の記事で解説したので、睡眠で悩んでいる人は、読んでみてほしい。

仕事のパフォーマンスが上がる

池袋プラザ 休憩スペース
(『池袋プラザ』の休憩スペース)

そもそも、サウナは仕事のパフォーマンスを上げると言われており、一流のビジネスパーソンがサウナを習慣にしていたりする。

では、なぜサウナは仕事のパフォーマンスを上げるのか?

書籍『医者が教えるサウナの教科書〜ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナで整えるのか〜』によると、以下のような効果がサウナにはある。

【サウナで仕事の能率が上がる理由】
  • 睡眠が深くなる
  • 感覚が敏感になる
  • 感情的にならなくなる
  • 決断力と集中力がアップ
  • アイディアや閃きが湧いてくる
  • 脳疲労が取れて頭がスッキリする
  • 肩凝り、腰痛、眼精疲労が和らぐ

上記の詳細は割愛するので、気になる人は実際に本を読んでもらいたい。

で、俺自身も実際に朝サウナを習慣付けてみた感想としては、

特に感じたのは、

朝サウナで最も感じた効果
  • 集中力と決断力がアップ

集中力と決断力の向上は、如実に感じた。

また、『医者が教えるサウナの教科書』にも、サウナは認知機能や集中力の向上に繋がるとも説明されている。

サウナに入ると、集中力が増すことは、医学的にも証明されているのだ。

さらに、サウナで瞑想に近いことをする人も多いと思うが、この状態が集中力を磨く効果もある。

リラックスしながら、「集中する」と「集中が切れたことに気づく」を繰り返すことで、一点に注意を集中させる力が鍛えられます。

脳パフォーマンスがあがるマインドフルネス瞑想法

俺もサウナ室では瞑想を意識して、頭を空っぽにすることがあるが、ふと気付くと考え事をしてしまい、「いかんいかん」と気を取り直して、また頭を「無」にすることを何度も繰り返している。

この繰り返しが、集中力を鍛えるのだ。

なので、サウナで仕事のパフォーマンスをあげたい人は、サウナ室では瞑想に近い取り組みをすることを推奨。

また、サウナは自律神経を鍛える効果があるので、自律神経を鍛えることで感情が安定する効果も見込める。

サウナで自律神経が改善した話については、以下の関連記事を参照。

参考 サウナで自律神経の乱れが治った体験談。睡眠と無気力が改善したぞ

さらに、仕事をしていると、日々ストレスに晒されるが、ストレスや悩みで頭がいっぱいの時は、仕事が思うように捗らない。

そんな経験をしたことがある人も多いはず。

しかし、朝からサウナに入れば、不思議と気持ちが穏やかになり、ストレスは緩和される。

俺の場合、サウナに入っている時は、「感謝の念」が込み上げてくるので、優しい気持ちで満たされる。

サウナ ストレス緩和 仕事のパフォーマンス向上
(サウナでは感謝の念がこみ上げてくる)

嫌なことがあっても、サウナでリセットされ、結果として仕事にイライラを持ち込まず、仕事のパフォーマンス向上にも繋がっているのだ。

眠気が飛んで頭がシャキッとする

オロポ サウナ
(サウナーが大好きなオロポ)

俺は朝起きるとシャワーを必ず浴びるが、シャワーを浴びても半分くらいは頭が眠っている。

実際、面白いのが、起床後のシャワーを浴びている時、ふと「あれ、シャンプーしたっけな?」とガチで記憶が飛ぶことがある。

なので、シャワーを浴びた程度では、俺のズボラ脳は覚醒してくれない。

しかしながら、朝サウナをすると、朝から冷えた水風呂に入ることになるので、強制的に眠気がぶっ飛ぶ。

しかも、俺がよく行くサウナ施設は水風呂の温度が低いので、頭がシャキッとせざるを得ない。

そういう意味では、朝サウナ(というか水風呂)は、眠気を飛ばして頭がシャキッとする効果が期待できるのだ。

朝サウナのデメリット

効果・メリットだらけの朝サウナと思いきや、実はデメリットもある。

デメリットをまとめると、こんな感じ。

朝サウナのデメリット
  • 疲れる
  • 眠くなる
  • 朝が早い
  • 出費がかさむ

疲れる

札幌 蔵ノ湯 エヴァンゲリオンのフィギュア
(札幌『蔵ノ湯』の巨大フィギュア)

朝サウナをすることで、逆に疲れて、仕事のパフォーマンスが落ちる人がいる。

朝からガッツリ3セット以上すると、確かに、心臓に負荷がかかって疲労を感じる人もいるだろう。

例えるなら、朝からマラソンをしたような感覚。

そりゃ、疲れるわ。

実際、サウナーで医者でもある加藤氏は、朝サウナについて、以下のように述べている。

脳をシャキッとさせたい朝は、基本的に1〜2セット。〜中略〜お風呂全身浴1分→サウナ5分(脈拍110/分まで)→水風呂10秒→水より少しぬるいシャワーを浴びて終了(外気浴はなし)。 〜中略〜 サウナによく入る人は2セットでもいいと思いますが、慣れていない人は負荷がかかりやすいので1セットにしましょう。

医者が教えるサウナの教科書

ちなみに、サウナで疲労が溜まりすぎて、お笑い芸人TKOの木下は、朝起きられなくなった経験があるとのこと。

それについては、こちらの記事で解説したので、ぜひ軽く読んでみてほしい。

眠くなる

朝サウナをガッツリすると、眠くもなる。

サウナではサウナ室と水風呂で緊張状態なので交感神経が優位になり、休憩では逆に副交感神経が優位になって、リラックスモードになる。

もし、朝からガッツリ「整う」状態になってしまうと、体がリラックモードに入ってしまい、頭がボーッとして、眠くなってしまうのだ。

仕事のパフォーマンスを上げる目的で朝ウナするのであれば、本末転倒オブザイヤー優秀。

朝が早い

札幌 定山渓
(札幌の定山渓のつり橋からの眺め)

朝ウナをする場合、普段より60-90分も早起きする必要がある。

普段、07:00起きの人であれば05:30には起床しておきたいところ。

そうなると、朝が苦手な人は最初は苦痛に感じる可能性があるし、早起きしすぎたことで、日中帯に睡魔が襲ってくる可能性も否めない。

出費がかさむ

新橋 アスティル 料金
(新橋『アスティル』の料金)

朝サウナをする場合、おそらく24時間営業や朝早く営業しているサウナ施設を使う場合が想定される。

銭湯サウナとは異なり、それらのサウナ施設の利用料は1回1,000円以上と少し高め。

したがって、朝ウナするにも、ランチ以上の金額が毎回かかってしまうのが、問題点。

これが散歩であれば、無料ではあるが、サウナの場合はそうはいかない。

朝サウナで仕事のパフォーマンスが向上するのであれば、安い投資だとは思うが。

以下の記事では、東京の朝サウナができる施設の料金も紹介しているので、東京のサウナーは後ほど読んでみてくれ。

朝サウナのコツは正しく入ること

朝サウナのコツは、朝は軽めのセットにして、「整う」を目的にしないこと。

具体的に言うと、

朝サウナの入り方

サウナ5分→水風呂30秒を1,2セット。もし、どうしても休憩を挟みたい場合は、水風呂の後に立ったまま休憩2分を挟む。座ってしまうと、リラックスして副交感神経が優位になるので、立つことを推奨。

上記はあくまで一例でしかないが、ポイントは、整わないこと。

仕事の日に朝ウナするなら、軽めのサウナを心掛ける。

と言いつつも、俺の場合、休憩も5分入れているのだがw

サウナ5分→水風呂30秒→休憩3分を2セットし、最後に水風呂に10秒浸かるので、シャキッとした状態でサウナを後にできる。

「朝から気持ちよくなりたい」という人は、上記をお試しあれ。

まとめ

ぶっちゃけ、色んな人に意見を聞いてみても、朝サウナは効果に個人差がある。

俺のように仕事にプラスに働く人もいれば、逆にマイナスに働く人もいる。

なので、実際に何日間か朝サウナを体験してみて、自分のメンタルや体調に耳を傾けながら、朝サウナを取り込んでいくかを検討してほしい。

俺の場合は如実に仕事にプラスに働くので、今後も週2程度で朝ウナを続けていきたい所存。

正しい朝サウナを実施するために、以下の書籍は必読だぞ!

東京で朝サウナができる施設を以下の記事でまとめてみたぞ。

参考 東京の朝サウナにおすすめの施設まとめ

サウナに毎日入るデメリットを解説した以下の記事も必読!

参考 毎日サウナに入るのは危険?毎日通って分かった6つのデメリットとは

サウナに入って痩せた話に興味がある人は、以下の記事も必読。

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以下のマナーに関する記事も、面白いと人気!

参考 プロサウナーが教えるサウナのマナーまとめ!

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