『温泉旅館 由縁 新宿』の宿泊記。最上階の露天風呂と畳が最高

どうも、俺です。

ホテルに泊まるなら、大浴場やサウナ付きのホテルを優先する人は多いが、面白い施設がありましたよ、新宿に。

『温泉旅館 由縁新宿』はその名の通り、旅館風のホテルで、温泉が付いているのが特徴。

大袈裟な言い方をすれば、新宿で箱根を満喫できてしまうのだ。

SNSでもバズりがちなホテルだが、果たして本当に素晴らしい宿なのか？

実際に泊まった俺が、泊まった感想・評価をリアルに紹介していこう。

立地・周辺環境

立地・周辺環境については、以下。

ぶっちゃけ、立地・周辺環境はイケてない。

最寄駅（新宿三丁目 or 新宿御苑前）からは徒歩10分ほどあり、「新宿御苑前」から来る場合は、途中で歩道橋があるので、スーツケースを持っている人はしんどい。

あと、ホテルの周辺はあまり何もない。

ただし、タクシーで新宿まですぐに行けるので、新宿まで行けば当然なんでもある。

外観・チェックイン

まずは外観やチェックインについて。

外観

ご覧の通り、旅館です。

断っておくが、ここは新宿。

エントランス前も風情がある。

フロント前のロビーの雰囲気。

ここでゆっくり休むことも可能。

チェックイン

チェックイン時のポイントは以下。

まず気付いたのが、フロントスタッフに外国人が多い点。

正直、接客の質に不安を覚えたが、何の問題もなくスムーズに手続き完了。

しかも、今回は13:30に到着したので、追加料金を払ってアーリーチェックインしようとしたら、サービスで無料にしてくれるという…

好き、もう大好き。

と言いつつも、本記事では忖度抜きに感想を綴っていくので安心してくれ。

チェックイン時に朝食を2,000円で注文できるが、今回は朝食なしで。

エレベーターはルームキーをかざすタイプなので、セキュリティは万全。

逆を言うと、もし誰かを連れ込むのなら、1階まで迎えにいく必要がある。

ホテルは18階建てで、193室も客室がある。

客室の紹介

続いて、客室の紹介。

今回俺が宿泊したのは、1番安い部屋の「セミダブルルーム」の8階。

客室の感想をまとめると、

端的に言うと、

畳敷きで和の雰囲気が最高に落ち着くが、部屋は狭し。

実際に写真を用いて紹介していこう。

洗面台・風呂・トイレ

洗面台は、独立しているが、まさかのデスクにあるタイプ。

このタイプは珍しくて、ぶっちゃけ不便。

実際に困ったのは、デスクの上にパソコンを置いている状態で洗面台を使うと、水が撥ねてパソコンに微妙についてしまう点。

パソコン作業しないなら問題ないが、ビジネス利用などの場合はご注意を。

入り口左の引き戸を開けると、トイレとシャワー室。

セパレートにはなっているが、ほぼユニットバス。

ビジホなので、これは仕方ないが、そもそも俺はシャワー室を使わなかったので、1mmも気にならなかった。

シャワーはハンドタイプ。

バスタブ（浴槽）はないが、風呂に浸かりたい人は大浴場へGO。

アメニティ

アメニティは以下。

ヘアアイロンなど、追加のアメニティが必要な場合は、フロントに言えばOK。

備品

バスタオルとフェイスタオル。

大浴場にはタオルがないので、大浴場に行く際は必ずこのタオルセットを持参しよう。

持参し忘れると、取りに帰るのが面倒だぞ。

洗面台横には、コップとタオル。

なんと、雪駄があるw

客室には浴衣・帯・靴下もあるので、館内では旅館に来た雰囲気を存分に味わえるのが特徴。

俺は今回おひとり様宿泊だったが、館内のカップルが浴衣に雪駄を履いて、箱根デート感をプンプンに匂わせている姿を度々目撃して、その日は枕を濡らしながら寝たのは言うまでもない。

館内情報が書かれた紙。

この箱に、アメニティなどが入っている。

箱の上段には、急須・ほうじ茶・緑茶・あられ・かりんとうのサービス。

これは地味に嬉しいサービスだ。

ペットボトルの水も2本無料。

グッジョブ。

デスク横には冷蔵庫。

デスクの棚の中には、電気ポット。

ドライヤーはコイズミ製。

ベッドルーム

デスクの雰囲気をもう一度。

椅子はめっちゃ低いw

デスク前から見た客室はこんな感じ。

スーツケースを置いたら、足の踏み場に困るやつ。

ベッドはセミダブルなので幅は140cm、清潔感があり、低反発系でフカフカ。

おひとり様の俺には広くて最高。

ただし、壁が薄いのか、隣の部屋の物音（コンセントに挿す音など）が微かに聞こえてきたりした。

枕はビーズ系。

ベッドサイドには、電源、USBポート、照明のスイッチ。

この部屋の魅力は、畳敷きな点。

素足で畳の上を歩くのは、とにかく心地がいいし、リラックスする。

幼い頃、実家が畳敷きの家だったので、懐かしい匂いがした。

余談だが、浅草にあるホテル『野乃 浅草』は館内全てが畳敷き。

参考 『御宿 野乃 浅草』の宿泊記。旅館っぽさや温泉・サウナが最高だぞ

パジャマは浴衣。

丁寧にも、帯の巻き方を解説した紙も添えてあるので、巻き方が分からない人でも大丈夫。

浴衣を着て雪駄を履けば、気分はまるで温泉旅行。

客室は狭いが、エアコンはしっかりあるので安心してくれ。

ちなみに、セミダブルルームには空気洗浄機はなかった。

客室からの眺め

今回は8階だったので、眺めはよくなかった。

しかも、写真をご覧の通り、窓が汚い。

口コミを見ると、高階層になれば眺めが良くなるので、高階層を希望する人は高階層向けプランで予約しよう。

たった数百円で高階層にできるぞ。

参考までに、廊下の雰囲気はこんな感じ。

大浴場・温泉の紹介

続いて、名物の大浴場・温泉について。

大浴場の感想をまとめると、以下。

大浴場を使った感想は、

露天風呂から新宿を一望できるのが、エモい。

ただし、週末のピークタイムでは、「大浴場の混雑がエグい」という口コミを割と見かけたので、そこは気をつけた方が良さそう。

199室ある割に、大浴場はさほど広くないので。

ちなみに、俺は祝日の26時前に利用したので、貸切状態だった。

大浴場の雰囲気

大浴場の雰囲気はこんな感じで、室内には浴槽が一つ。

全体的に黒で、スタイリッシュな感じ。

カラン（洗い場）は男女共に7席のみなので、混雑時に行くと、待つ恐れがある。

全裸で待つことほど、微妙な時間はない。

露天エリアには、露天風呂がある。

この露天風呂は、箱根の源泉から運んできており、肌に良いアルカリ性単純温泉。

まさに、新宿で味わう箱根の温泉だ。

露天風呂に浸かりながら、塀の下から新宿が一望できるのだが、18階だけあって、眺めが最高。

しかも、最上階なので、夜空を眺められ、風を感じることができる。

まるで、カンデオホテルズのスカイスパ。

新宿の摩天楼を見ながら、「東京は大都会」だと改めて感じた次第。

ちなみに、混雑状況は客室からQRコードを読み込んで確認できるぞ。

地味に嬉しいのが、脱衣所にあるドライヤーがまさかのダイソン。

ダイソンのドライヤーは高くて品質が良いので、それが使えるのは有難い。

コストかけてまっせ。

大浴場の前にはラウンジがあり、ラウンジではアイスが食べ放題。

ラウンジの写真も撮りたかったが、二組のカップルがイチャイチャしていて、撮影できず・・・

おひとり様の俺が、カップルに混じってラウンジでアイスを食べるのも憚られるので、アイスを部屋に持ち込んで食べることに。

アイスはオレンジ味なのに、部屋で1人で食べるアイスは、なぜかしょっぱい味がした。

ラウンジには、雪印の瓶のジュースの販売も。

コーヒー牛乳だけ売り切れ寸前でワロタw

でもな、湯上りのコーヒー牛乳って本当に美味いんだぞ。

館内の施設の紹介

続いて、館内の施設・設備紹介を簡単に。

館内にある施設・設備は、以下。

今回はいずれも使わなかったので紹介は割愛するが、宿泊するには不便のない設備。

しかも、ランドリーなどは複数フロアにあるので、混雑も避けられそうだ。

料金・安く泊まる方法

色々な旅行サイトを比較したが、『由縁 新宿』に安く泊まるなら、一休が断然お得。

一休での『由縁 新宿』の料金は、以下の通り。

一休での価格、かつ記事執筆時点での税込価格。価格はサイト・時期・キャンペーン等により変動するので、目安程度に。

上記は2名1室の料金だが、1名で泊まる場合は1,000円以上安いので、一休の公式サイトから値段を確認してみてくれ。

また他のタイプの部屋もあるので、そちらの確認も公式サイトからどうぞ。

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普段、楽天だとポイントが貯められたり、キャンペーンがあったりするので、楽天トラベルもお得！

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まとめ

由縁新宿の感想・評価をまとめると、以下。

感想をまとめると、

新宿で温泉旅行感を味わるのは素晴らしく、客室が畳敷きなのも最高。

東京のビジホで和を感じるホテルは中々ないので、コスパ良く斬新な体験ができる。

ただし、どちらかと言うと、箱根に行けない若い層向けのホテルで、実際、カップル利用（誕生日利用など）も多い。

出張で使うには、部屋の狭さとデスクの構造が気になるところではある。

もし、露天風呂や浴衣・雪駄を求めないなら、館内すべて畳敷き＋天然温泉・サウナで、サービスや周辺環境が充実している『野乃 浅草』を推奨。

しかも、野乃浅草であれば、料金が5,000円前後なので、『由縁 新宿』よりも2,000円近く安いぞ。

関連 『御宿 野乃 浅草』の宿泊記。旅館っぽさや温泉・サウナが最高だぞ

いずれにせよ、素晴らしいホテルステイの参考になれば幸いだ。