どうも、俺です。
俺は過去に2回、大阪の心斎橋にある『W OSAKA(W大阪)』に泊まった。
W OSAKAは2021年3月開業のマリオット系列のホテルで、とにかくインスタ映えするような遊び心とデザイン性を兼ね備えた映えホテル。
インスタで、「#wosaka」と検索すると、インスタ女子がメガ盛り級に出てくる、出てくる。
今回は、実際にW大阪に泊まって分かったメリット・デメリットも解説するので、参考になれば幸いだ。
写真を見ているだけでも楽しいので、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
目次
W OSAKAのエントランス・ロビー

外観はこんな感じ。
W OSAKAのデザインの監修は、あの安藤忠雄。

エントランス入ってすぐ、このインスタ映えするトンネルに度肝を抜かれる。
この時点でインスタ映え確実で、実際、この通路で写真を撮る女子が沢山いた。

このお洒落な階段の上には、何があるのだろうか。

ここは1階エレベーターホール的な場所で、ここでスタッフに宿泊する旨を伝えると、3階のロビー階に案内してくれる。
まずここでイラつく事件が勃発。
1回目の宿泊時、チェックインの少し早めの時間に着いたので、スタッフが「部屋の清掃状況を確認するから少々お待ちください」と案内されるも、20分間も放置された。この20分間、何も案内がなかったのがイラっとした。ビジホですら、すぐに対応してくれるのに。
また、2回目の宿泊時、早くホテルに着いたので、荷物だけ一旦預かってもらったが、客室に入っても、荷物が部屋に運ばれてもいなかった。有り得ない。フロントに連絡した後、30分ほどで荷物が届けられたが、2回連続でオペレーションに難を感じる出来事が起こったのだ。
W OSAKAは、サービスに課題がある模様。実際、スタッフの接客レベルに関する評判・口コミが微妙。サービス・オペレーションに過度な期待は禁物。

エレベーターの中までおしゃれな空間で、上の階に行くか下の階に行くかで、照明の演出が変わる遊び心が利いていて驚いた。
エレベーターで3階に行くと、ホテルのフロントやロビーがある。

左側の青いライトの場所が、チェックインを行うフロントデスク(通称:ウェルカムデスク)。
右側は、「LIVING ROOM」というソーシャルハブだが、こちらは後述。
土曜に宿泊した際は、チェックインで10分、チェックアウトで20分ほど待たされた。それだけ人気のホテルということだが、気をつけてくれ。
このクラスのホテルに泊まって、チェックイン/アウトでストレスを感じるホテルは、過去にあまり記憶がない。

こちらは、「WHATEVERサービス」と呼ばれる、コンシェルジュデスク。
カラフルなTENGA、ではなくこけしが84体も飾られているのが独特。

ラウンジ /バーがクローズ後の夜はこんな感じ。
館内全体的に、あらゆるものがカラフルに彩られているのが、W OSAKAの特徴。

クリスマス時期に訪れた時は、さらにネオンの激しい照明演出になっており、クリスマスツリーを模したオブジェが置かれていた。

こちらは、3階ロビーにあるトイレ。
トイレがカラフルでバチバチにお洒落。
お腹が痛くてこのトイレに駆け込んだのだが、驚いたのは、
便座に座ると、お尻に温かい空気がずっと吹きかけられること。
もちろん、俺のお尻の穴をめがけて。
一体、この機能に何の意味があるのか、誰か教えてくれ(ここにも遊び心?)。
W OSAKAの3階に行くことがあったら、このトイレもぜひ。
以上が、エントランスとロビーの紹介。
W OSAKAの客室(ワンダフルルーム)

続いて、客室の紹介。
元々は、一番安い「コージー」を予約していたのだが、SPGアメックスの特典で、客室をワンランクアップグレードしてもらった。
SPGアメックスに、圧倒的感謝。
客室の料金は時期によって変動するので、以下でザッと確認してみてほしい。
参考 料金を確認する
部屋(ワンダフルルーム)の感想をまとめると、以下。
客室については、全く不満がなかった。
- 水が4本無料
- 40㎡なので広々
- 見晴らしが最高
- インスタ映えする空間
- バーカウンターが斬新
- ミニバーが充実しすぎ
- 随所に遊び心と可愛さがある
- バスローブがふかふかで気持ちいい
- 部屋がチャラすぎる
- 冷蔵庫に保管するスペースが無い
ちなみに、カードキーはこんな感じ。

「ワンダフルルーム」のワンランク上の「スペクタキュラーキングルーム」の客室については、以下の記事で紹介したので、こちらも後ほど読んでみてくれ。
基本的には似た客室だが、「スペクタキュラーキングルーム」だと、なんと全面ガラス張りなので、眺めと開放感が半端ないぞ。
ベッドルーム

ベッドルームはこんな感じで、十分な広さ。

テレビは60インチのシャープ製で、デカい。
テレビボードの端にも、3階にいたカラフルこけしが。
ソファー

壁には白い和傘のようなものが飾ってある。
こけしにせよ、和傘にせよ、引き戸にせよ、随所に和を感じさせる意匠になっているのが特徴的。

カウチソファーと丸テーブルがあり、横になってリラックスできる空間。

オリジナルのクッションが、とてもkawaii。

大阪の街がイラストとして描かれているクッションも、空間のアクセントに。
普通のホテルなら、ソファーに注視することはないが、W OSAKAはクッションにも遊び心があるので、ついつい目に留まる。

ソファーに横になりながら、大阪の街を一望する図。
27階の最上階だけあって、見晴らしが最高。
ミニバー・バーカウンター

W OSAKAの唯一無二の魅力が、このバーカウンター。
全室にバーカウンターを設置。
都内のラグジュアリーホテルを殆ど回った俺だが、客室にバーカウンターがあったホテルは無かったように記憶している。
バーカウンターの上には、鏡面仕立てのシルバーのペンダントがあり、バーカウンターの雰囲気を助長している。

ミニバーに座りながらの景色が最高。
ドリンクを飲むもよし、パソコン作業するもよし、この景色を観ながら仕事をすると、マインドが上がる。

バーカウンターとミニバーが隣接しているので、手を伸ばせばミニバーに届くのが、地味にありがたい。

冷蔵庫の中身はこんな感じ。
残念なのが、外で買ってきた飲み物を入れるスペースが全然ない点。
俺は無料サービスの瓶の水を保管するために、左にあるアルコールの瓶を退けて、そこに水を保管して冷やした。

各種アルコールも充実。
少し分かりにくいが、カクテルのシェーカーもあるので、部屋でカクテルを作ることも可能。
ミニバーのメニューと料金は、写真左にある鶴の置物に挟まっているQRコードを読み込むと、メニューが確認可能。
事前にどんな内容かを確認したい人は、下のリンクより確認どうぞ。

冷蔵庫の上の引き出しを開けると、スナック類・コーヒー・お茶・マスク用除菌スプレー・スパリブ(二日酔い対策サプリ)がある。
上の画像を見て、お気づきだろうか?

「HAVE A SAFE JOURNEY COUPLES KIT Produce by TENGA」
ええ、コンドーム(有料)があるんです。
W OSAKAが「高級ラブホ」と揶揄される所以は、これ。
ミニバーにも、遊び心があるというわけだ。

ゴミ箱も分別可能で、いちいちオシャレ。

カクテルグラス、シャンパングラス、ワイングラス、グラス、マグカップとグラス類も充実。
ちなみに、このゾーンは鏡やガラスに俺の姿が映りまくっていたので、モザイク処理を施させていただいたw

光の加減で分かりにくいが、マグカップの側面に、クッションと同じ可愛らしい顔のマークが。

エスプレッソマシーン、KINTO製のティーカープ、急須、湯飲み、アイスペールもある。

ミネラルウォーターが4本無料なのは、地味に嬉しい。

バーカウンターから見た夜景は、こんな感じ。
夜景を横目に、バーカウンターで男女で飲むと、2人だけのエモい時間が過ごせるのは、想像に難くないだろう。
客室がバーになるのは、他のホテルでは決して体験できない。
W OSAKAは、カップルで来たいホテルなのだ。
クローゼット
W OSAKAは、クローゼットも遊び心が満載。

クローゼットを開ける前のこれが、

こうなる。
手前と奥の二つにクローゼットがあり、クローゼットを開けると、大阪の街を描いたイラストがびっしり。
上の画像の左には、グリコやドンキホーテの文字が。

アップにするとこんな感じだが、じっくり見てみるとオモロいw

奥のクローゼットに入っている客室アメニティは、以下。
- スリッパ
- アイロン
- アイロン台
- 靴べら など

流石に、アイロン台は普通だった。

スリッパは珍しく黒色。

手前側のクローゼットは、こんな感じ。

バスローブは黒で、とてもモフモフしていて気持ちいい。

クローゼット内に、和を感じさせる浴衣タイプのパジャマも。
以上。遊び心たっぷりのクローゼットでした。
ベッド周り

ベッドは203cm幅のキングサイズで、ベッドは枕は4つ、シーツとピローケースは最高級イタリア製のものを使用。
宿泊した時の俺のメモには、
「とにかくシーツが気持ちいい」
と記されていたが、最高級のシーツを使っていると後から知り、納得。
マットレスはシモンズ製で、あまり沈まないタイプ。
上の画像ではちょっと分かりにくいが、下部のフレームが小さいので、ベッドが宙に浮いているように見える。
ここにも遊び心?

片側のベッドサイドには、消毒スプレー・マスクが置いてあり、電源とUSBコンセントがある。
照明を調整するボタンは絵文字付きの丸型のボタンになっており、ここにも可愛らしさが。

さらに、ラジオや目覚まし時計の機能を備えたTivoli AudioのBluetoothスピーカーもあるが、
地味にこれ、めっちゃ高い(笑)

もう片方のベッドサイドには、黒い傘のスタンドライト、ビビットカラーなメモ帳とペン。

W OSAKAの世界観やコンセプトを貫くためには、こういった些細な備品も抜かりなく、意匠が凝らされているのだ。

上の写真を見て、お気づきだろうか?
実はベッドサイドが、対照的なデザインになっている。
俺はこれに気付いた時、小さく感動した。
ライトやランプの形状、テーブルの色、ボタンと電源の配置など、綺麗に対照的になっていて、
「神は細部に宿る」
と感じずにはいられなかった。
1人で勝手にスタンディングオベーションしてしまったわ。
バスルーム

バスタブとシャワールームはセパレート型。

洗面台とバスタブは、一転して白で統一された空間。
壁と床は高級感を感じる造り。

木の台の上には、バスソルトと今治タオル。

ボディクリーム、クレンジングクリーム、石鹸。
こちらは黒で統一。

これ、蛇口。
蛇口までオシャレなせいで、最初、使い方に戸惑ったぞ。

ドライヤーはサロニア(5,000円前後)。
これは意外。デザイン製を重視したのだろうか。
例えば、『アマン東京』であれば、約5万円のレプロナイザー3Dのドライヤーを使っていたりするので。

バスタオルも今治タオルで、安定のふかふか感。

トイレは、ちょっと独特の空間ではあるが、まだ想定の範囲内でよかった。
俺はこの丸テーブルの存在意義を問いたい。
アメニティ

アメニティは、イタリア生まれのナチュラルヘアケアブランドのMOMO。
俺のメモには「めっちゃ良い香り」と解像度の低い書き殴りがしかしていないので、どんな香りか伝えられないのがただただ悔しい。
(ググると、フルーティーな香りとのこと)

アメニティの内容は、以下。
- 綿棒
- 歯ブラシ
- カミソリ
- バスソルト
- サニタリーパック
- マウスウォッシュ
- シェービングフォーム
アメニティのケースやカバーも抜かりなくデザイン製が抜群。
W OSAKAの館内施設
今回は、特に使われる以下の施設を紹介する。
- Wet Bar(バー)
- Wet Deck(プール)
- AWAY SPA(スパ)
- Living Room(ハブ)
- Fit(フィットネスジム)
Wet Deck(プール)
圧倒的なインスタ映えスポットが、4階にあるW OSAKAのプール「Wet Deck」。
プールの営業時間は、06:00〜22:00まで。

プールはネオンのライトで彩られた空間で、俺みたいなカメラの素人が写真を撮っても、上のようにインスタ映えしまくるので、インスタ女子には至高の映え空間。
上の画像の奥を見れば分かるが、ユニコーンの巨大浮き輪があるので、女子はキラキラした写真が撮れるぞ。

夜のプールは、暗さとネオンの明るさにより、さらにエロい演出になっている。

別の角度からの写真は、こんな感じ。

プールサイドにはベッドがあり、ここでリラックスするのが最高の贅沢。
夏はここにDJブースを設置し、ライブ演奏をするようだが、プールで音楽はイケすぎ。

夜のこの雰囲気の中で、カップルがこのベッドで休むと、もはやラブホ感しかない(笑)

実際に、一緒に行った女子の水着姿です、ご査収ください。
この雰囲気の中で写真を撮れば、セクシーでインスタ映えすること、間違いなし。

プールには中庭(コートヤード)があり、ここでまったりすることも可能。
夏季限定だが、バー営業もしているので、このテラスでドリンクを楽しめそう。

テラス席から上を見上げると、吹き抜けになっていて、空が顔を出しているのも利用者には人気とのこと。
空の青色と植物の緑の対比がお洒落で、皆この吹き抜けの写真を撮るんだってよ。

ちなみに、12月にはこのテラスで、レーザー光線でデザインしたクリスマスツリーを楽しめる期間限定イベントをやっていた。
上の写真では見えていないが、レーザー光線でツリーを演出し、音楽と一緒にクリスマスを演出するイケてるイベントに。

プールのあるエリアには、館内のアメニティなどの販売もしてい流。
サウナ・浴場

ちなみに、サウナと浴場もあるのが特徴。
サウナの特徴は、以下。
- サウナ室の温度は低め
- EDMの音楽が流れている
- 水風呂はなく水シャワーあり
- 整いスペースはプールサイドのベッド
サウナ室でEDMを聴く機会は中々ないので、これは貴重な体験。

浴場の雰囲気はこんな感じで、あるのはサウナ・ジャグジー付き風呂・シャワーのみ。

風呂もこんな感じなので、浴場はオマケ程度と考えていこう。

もちろん、脱衣所も雰囲気がおしゃれで、水のサービスがあり、今治タオルもふかふかで気持ちいい。
ドライヤーはダイソン製。
ただし、残念なことに、プールも大浴場も原則有料。
プール 大浴場 サウナ | 大人:6,325円 子供:3,795円 |
マリオットボンヴォイのプラチナ会員の場合は、本人のみ上記の料金が無料。
同行者は無料にならないので、その点に注意。
また、最も残念だったのは、1日毎に料金が発生する点。
なので、1泊2日の場合、当日と翌日にプールに入ろうとした場合、2倍の料金がかかる。
正直、これはイケてなさすぎ…
夜と朝の両方にプールを使おうと考えている人は、注意してくれ。
Wet Bar(バー)

4階には、お洒落なバー『Wet Bar』がある。
プールや浴場の後に、ここで飲むんで帰るのも良き。
ただし、残念ながら、ここでドリンクを注文して、プールサイドのベッドで飲むのは禁止とのこと。
プールサイドで酒が飲めたら、最高なのに。
ちなみに、ビールはイタリアのプレミアムビール『PERONI』推し。
Fit(フィット)


ジムは無料で使えて、マシーンや機材が充実。
利用者がいたので一部写真を撮れないエリアがあるが、もう少しだけ広い。
噂によると、4代目バチェラー黄皓さんが手がける「ミラーフィット」もある模様。
Living Room(リビングルーム)

3階のロビーフロアにあるのが、カフェでありバーでもある『リビングルーム』。

こちらは、宿泊者以外も使えるので、インスタの写真を撮る女性が殺到している。
俺の友達が仕事の打ち合わせで使おうとしたら、人気すぎて待ち時間が長かったと愚痴っていた。

提灯を模したライトがずらっと並んでおり、館内の随所に「和」を感じずにはいられない。

手前の赤いスペースで、女子がキャッキャッキャッキャッ言いながら、写真を撮りまくり。
どうやら、ここがインスタ映えスポットの模様。

DJブースもあり、ライブが行われたりもする。
2回目に宿泊した時、女性DJがハイセンスな曲を流しており、お洒落な空間でハイセンスな音楽に浸り、些細な隙間時間が素敵な時間に早変わり。

テーブルナプキンにも遊び心が利いており、DJブース関連で「音楽」をイメージさせるデザイン。
ザッーと店内を見た感じ、日中帯はアフタヌーンティーで席が埋まっている。
アフタヌーンティーの当日予約は不可なので、事前に以下のサイトから予約することを推奨。
参考 一休レストラン

ちなみに、オープンでカラフルなテラス席もあり、ここで写真撮影をする女子もいた。
俺はこの空間でシーシャを楽しんだが、テラス席でシーシャを楽しめる場所は少なく、ここのシーシャは穴場なので、ぜひ一度訪れてみてくれ。
詳細は、下の記事にまとめたので、こちらも読んでみて。
宿泊記まとめ
W OSAKA(ワンダフルルーム )に泊まった感想・評価をまとめると、
- 女子が喜ぶ
- 心斎橋に近く立地が良い
- 館内全体が非日常的な空間
- 遊び心が利いた客室が楽しい
- テラス席でのシーシャがエモい
- 客室の眺めとバーカウンターが最高
- プールが圧倒的にインスタ映え空間
- プールが有料で高い
- 接客が安定していない
- 週末はチェックイン/アウトに時間がかかる
ぶっちゃけ、落ち着いた雰囲気を求める人には、おすすめできない。
逆に、若い人、カップル、インスタ映えが好きな女子などには、断然おすすめしたいホテル。
他のホテルとは違った、全く新しい体験ができるぞ。
俺自身は、客室のバーカウンターやデザインに惚れたので、今後も定期的に泊まる予定。
W大阪の他の部屋や料金が気になる人は、以下の公式サイトから確認してみてほしい。
安く泊まるなら、『一休』が断然おすすめ。
公式 一休
楽天ユーザーは、『楽天トラベル』がお得の可能性もあるので、比較を忘れずに。
公式 楽天トラベル
ワンランク上の部屋で、客室や浴槽から眺めが最高なのが「スペクタキュラーキングルーム」。
値段はさほど変わらないので、こちらの記事も必読。
3階Living Roomのテラス席でのシーシャの詳細については、以下の記事を参照。
日本トップクラスの眺め・夜景を誇るのが、『大阪マリオット都ホテル』なので、こちらも女子ウケ抜群のホテルだぞ。
コンセプトは異なるが、『ゼンティス大阪』もコスパの良いお洒落ホテル。