どうも、俺です。
俺がビジネスホテルで1番好きなのが、『御宿 野乃』シリーズ。
奈良・難波・京都の野乃には宿泊したことあるが、先日、野乃 浅草に初めて泊まってみた。
結論から言うと、ここは温泉旅館?とツッコミを入れたくなるほど、コスパ含め最高。
しかも、天然温泉に留まらず、サウナも付いているので、サウナー冥利にも尽きる。
今回はそんな野乃 浅草について、泊まった感想などを紹介していこう。
目次
野乃 浅草の特徴

まず、野乃 浅草の特徴を簡潔に紹介させてくれ。
このホテルは、旅館のようなホテルなのが特徴。
価格はビジネスホテル同等の価格なのに、内観はまるで旅館。
館内すべて畳敷きになっており、エントランスに入ったら、靴を脱ぐ必要がある。

館内ではずっと素足で畳の上を歩くことになるのだが、これがもう心地よすぎ。
忘れかけていた懐かしい感触・感覚を思い出させてくれるのが、『野乃』の魅力。

野乃を企画した人がいたら、首がもげるほどお辞儀をして、感謝の念を伝えたい。
野乃は全国に8箇所あるので、全国制覇卍というか聖地巡礼するために、各地の野乃に赴く予定。
- 東京
- 奈良
- 京都
- 富山
- 石川
- 鳥取
- 大阪(難波)
- 大阪(淀屋橋)
客室の紹介
俺が今回宿泊したのは、1番安い「シングル」の部屋。
客室の良かった点と悪かった点をまとめると、以下。
- コスパ最高
- 畳が心地よすぎ
- 作業デスクがある
- 和の雰囲気が落ち着く
- 水とフルーツのサービス
- バスタブなし
- 15平米と部屋は狭め
野乃 浅草の客室は、
とにかく和の雰囲気全開で、心落ち着く空間なのが最&高!

実際に写真を用いて、部屋を紹介していこう。
洗面台・風呂・トイレ

部屋に入った時の雰囲気は、こんな感じ。

廊下沿いに、洗面台とオープンクローゼットがある。

洗面台の上には、パナソニック製のドライヤー「イオニティ」。

棚の中には、湯呑みとインスタントの煎茶と焙じ茶が置いてある。
部屋にはインスタントコーヒーのサービスがないが、レストランに行くと、コーヒーの無料サービスがある。詳細は後述。

電子ケトルもあり。

冷蔵庫には、水とフルーツのサービス。
ビジホとは思えないほど、サービスが充実しすぎていて、野乃 浅草への愛がどんどん深まっていく。

トイレと風呂(シャワーブース)はギリセパレート。
いや、もはやユニットバスか。

シャワーブースだけでバスタブはないが、野乃 浅草は大浴場があるので、無問題。

シャンプーなどのバスアメニティは、POLA製。
アメニティ

洗面台の引き出しを開けると、アメニティ。

部屋にあるアメニティは、以下の通り。
十分すぎるラインナップだ。
- 綿棒
- カミソリ
- コットン
- 歯ブラシ
- ヘアバンド
- ヘアブラシ
- シャワーキャップ
ベッドルーム

ベッドルームに入った時の部屋の雰囲気は、こんな感じ。
俺的には1人で泊まるには十分な広さだが、15㎡なので一般的には狭い部類に入る。

デスクの上にテレビがあるタイプ。
実際にデスクでパソコン作業をしたが、若干手狭ではあるが、ストレスなく作業ができた。

テレビの下には、セキュリティボックス。
人生で一度もこのボックスを使ったことがないが、一体誰が使っているのだろうか。

バスタオルとフェイスタオル。
大浴場に行く際は、このカゴごと持っていくことを推奨。

ベッドはシングルサイズだが、サータ社製ベッド。
枕は堅めかつ低いが、特に問題なくぐっすり眠れたぞ。

ベッドサイドには、デジタル時計、ティッシュ、懐中電灯、電源、USBポート。
客室の照明をここのボタンで全て消せるのが、便利。

パジャマは、上下セパレートタイプ。
そこは浴衣ではないのか。

窓側から見た客室の雰囲気。
和の心を感じさせるのが一目瞭然だ。

畳敷きなので、とにかく心地がよく、どこか懐かしさを覚える。
母ちゃん、婆ちゃん…
客室からの眺め

4階からの眺めだが、右手にスカイツリー、左手には花やしきが見える。
高層階だと、割と眺めがいいだろう。
大浴場・サウナの紹介
野乃 浅草の目玉の一つが、天然温泉の大浴場とサウナがある点。
大浴場には、つぼ湯があるのも珍しい。
俺はサウナーなので、サウナ観点で感想をまとめると、
- 空いてる
- 整い椅子がある
- 水風呂が冷たい
- サウナ室の温度が高い
- 休憩スペースに扇風機あり
- 給水機がない
- 水風呂は定員1人
- 外気浴スペースがない
- 深夜1〜5時はサウナ休止
ホテルとしては十分なスペックを備えたサウナ。
サウナ室と水風呂に温度差があるので、温度差の暴力で何とか整えそう。
サウナ・水風呂・休憩スペース・導線・混み具合など、バランスは良いが、全体的に平均的。
プロサウナー観点では物足りないが、ホテルサウナに求めすぎるのも酷ってもんだ。
実際に、大浴場とサウナを細かく紹介していこう。
掲載写真は施設側の許可を得ており、人のいない時間帯に撮影。無断転載はNG。
大浴場

大浴場は地下にあり、エレベーターを降りると、冷蔵庫と冷凍庫がある。

夜の時間帯は、アイスの無料サービスあり。

風呂上がりに食べるアイスは、格別なので、ぜひ食べよう。

また、朝の時間帯は、乳酸菌飲料の無料サービスもある。
野乃 浅草の細かいサービス、半端ないって。

エレベーター降りて左側が男湯で、当然、ここも畳敷き。

ルームキーをかざすことで、大浴場のドアが開く仕組み。
大浴場内にはタオル等がないので、部屋から持っていくのを忘れないように。いちいち部屋まで取りに帰るのは面倒なので…

大浴場の浴槽はこんな感じで、ミネラル成分たっぷりの黒湯を用いている。

サウナ室はこの左手にあり、奥にあるのは水風呂、右は休憩スペースやつぼ湯ゾーン。
サウナ室

サウナ室は100度でかなりのカラカラ系なので、結構熱く感じる。
サウナ室内にはテレビもあるぞ。
水風呂
サウナ室を出て目の前に、つぼ湯的な水風呂がある。

水温なんと、14℃。
20秒ほどで足先が痛くなるほどの冷たさ。
ホテルサウナでは水風呂が冷たい施設はあまりないので、かなり攻めた温度設定。
休憩スペース

水風呂の隣に、休憩スペースがあり、整い椅子3脚、椅子2客がある。
写真の右上に映っているが、扇風機が回っているので、その風が心地よくて最高。
また、大浴場の窓は開いているので、半外気浴でもある。
補足:大浴場の混み具合は確認可能
余談だが、大浴場の混み具合は、客室のテレビで確認することが可能。

混雑を回避したい人は、事前にテレビで確認してから、大浴場に行こう。


ちなみに、大浴場の混雑具合だけでなく、ランドリーの稼働状況、レストランの混雑状況も確認ができるぞ。
その他の館内施設の紹介
以下についても簡単に紹介しておく。
- レストラン
- 製氷機/自販機/ランドリー/喫煙室
レストラン
1階にあるのが、ドーミーイン恒例のレストラン「はたご」。

朝食は大人2,000円(子供1,000円)で、この日のメニューは上の画像の通り。

上の画像の右側の襖を開けると、レストランがある。

中はこんな感じで、当然、ここも畳敷き。

レストランにはドリンクバーがあり、チェックイン後から23時までの間、セルフでドリンク(コーヒー・お茶・水)が飲み放題。
贅沢を言えば、ジュースがあれば最強。


夜には、レストラン内で名物の「夜鳴きそば」の無料サービスもある。

野乃 浅草、無料サービスだらけでワロタ。
ちなみに、夜鳴きそばの味は、インスタントラーメンのような普通の味わい。
しかし、夜鳴きそばを食べている宿泊客は、めちゃくちゃ多いので、人気の模様。
休日だと夜鳴きそばに待ちが発生する場合があるので、行く日時には要注意。夜鳴きそばでの行列でストレスが溜まって、不愉快な想いをするのは本末転倒なので。遅がけに行くと、混雑は緩和しているぞ。
製氷機/自動販売機/ランドリー/喫煙室

各施設があるフロアをまとめると、こんな感じ。
大浴場 | B1F |
喫煙室 | 1F、7F |
自動販売機 | B1、1F、7F、10F |
製氷機 | 1F |
ランドリー | 2F B1F 女子大浴場内 |

地下の自動販売機には、オロナミンCとポカリがあるので、サウナー歓喜。

1階の自販機スペース横に喫煙所があり。

1階自販機エリアには、電子レンジと箸やフォークなどもあるので、夜食も存分にどうぞ。

地下には、製氷機もある。
ランドリーは写真を撮り忘れたが、洗濯機は無料で、乾燥機は有料。
無料サービスのおさらい

紹介してきた通り、野乃 浅草には無料サービスが多い。
改めてまとめると、以下の通り。
乳酸菌飲料 | 05:00-10:00 |
ウェルカムドリンク | 15:00-23:00 |
ハッピーアワー | 終了 |
ドリンクサービス | 終了 |
アイス | 15:00-25:00 |
夜鳴きそば | 21:30-23:00 |

残念ながら、宿泊者に無料でアルコールなどを配っていた「ドリンクサービス」だが、2022年4月28日をもって終了となった。
レストラン内にはウェルカムドリンクがあるので、そちらを使ってくれ。
立地・周辺環境

「野乃 浅草」の注意点は、浅草線や銀座線の浅草駅が地味に遠い点。
ホテルから駅まで、徒歩10分ほど。
俺も最初間違えたのだが、地図の左側にある「浅草駅」を見て、駅近だと思っていたら、左の浅草駅はつくばエクスプレスというオチだった。
おかげで、予約していたレストランに遅刻したので、皆はくれぐれも注意してくれ。

あとは、野乃 浅草はホッピー通りのすぐ側にあるので、休日はかなり賑わっていて楽しい。
逆を言えば、騒々しいのだが。
花屋敷も目の前にあるので、浅草周辺を観光するには、素晴らしい立地と言えよう。
ちなみに、俺が野乃 浅草に泊まった時は、近くの『ヨシカミ』で晩飯を食った。

ここのビーフシチューは、コクが強くて、ほんのり酸味が利いてライスに合いすぎる上に、ビーフがトロトロで優勝。
ビーフシチューとしては完成度が高いので、行く価値アリだ。
駐車場

敷地内に宿泊者専用の駐車場はあるが、予約制のため、電話(03-5830-0510)で予め予約が必要。
料金は1泊3,500円(15:00〜翌11:00)なので、付近の駐車場より微妙に安いかどうか。
まとめ
『野乃 浅草』に宿泊した感想をまとめると、
- 綺麗で清潔
- 温泉とサウナが最高
- 浅草の繁華街のど真ん中
- 無料サービスが充実しすぎ
- 畳敷きの心地よさ半端ない
- 主要駅から遠い
- 客室が少し狭い
- 客室はシャワーのみ
- エレベーターの待ちが多い
単刀直入に言うと、
愛してるの言葉じゃ、足りないくらいに野乃 浅草が好き。
他のビジホでは味わえない心地よさがあり、細かいサービスが充実しており、サウナや温泉も最高。
各種クチコミで超高評価なのにも納得。
もし、浅草のホテルに泊まる or 都内のサウナ付きホテルに泊まるなら、全力で野乃 浅草を推奨する。
というか、ビジホ価格で安いので、サウナを楽しむついでに、浅草でホテルステイするのも全然アリ。
『野乃 浅草』の予約は、一休が安いので、価格の確認をしてみてくれ。
参考 一休
楽天ユーザー・じゃらんユーザーは、『楽天トラベル』『じゃらん』もポイントが貯まりまくってお得だぞ。
参考 じゃらん
参考 楽天トラベル
東京のサウナ付きのホテルを探しているなら、以下の記事は必読!
新宿にも客室が畳敷きで、最上階に露天風呂がある旅館のようなホテル『由縁 新宿』があるので、ぜひ。
京都旅行に行く人には、『野乃 京都』が断然おすすめで、大浴場のスケールが凄まじいぞ。